「第1回循環器病対策推進協議会」が開催される※2020年10月30日追記

2020年10月30日
JPTA NEWS on-line

2020年1月17日(金)に「第1回循環器病対策推進協議会」が開催され、学界、団体等からのヒアリングの中で、本会から循環器病対策推進基本計画においてリハビリテーション提供体制の整備について提案しました。

本協議会は平成30年に成立された循環器病対策基本法における循環器病対策推進基本計画を作成するために開かれるものです。
この計画を基本として都道府県において計画が策定されることとなります。
今回の第1回協議会においては加藤勝信厚生労働大臣による冒頭挨拶がありました。

本会からは森本榮副会長が出席し、提案した事項は以下の通りです。
〇 脳卒中・循環器病においては発症早期から集中的なリハビリテーションを365日提供できる人員体制等を整備する必要があることから、政府の循環器病対策推進基本計画および都道府県循環器病対策推進計画に理学療法士の採用計画等を定めること。
〇 循環器病においては、フレイル予防や再発予防を実施できる体制を整備する必要性を踏まえ、計画を策定すること。

資料4-6 日本理学療法士協会提出資料(厚生労働省HP)はこちらをご確認ください。

<追記>(2020年10月30日)NEW
2020年10月27日、循環器病対策推進基本計画が閣議決定し、理学療法士の職名や、リハビリテーションの取り組みについて明文化されました。今後は、都道府県基本計画が策定されることとなります。

また、基本計画の策定により、国民への循環器病に関する正しい知識の啓発や、保健、医療及び福祉に係るサービス提供体制の充実、研究推進が図られるとともに、リハビリテーション等の取り組みにおいては、急性期から回復期、維持期・生活期等の状態や疾患に応じて提供する等の推進が図られます。

本会宛「循環器病対策推進基本計画の策定について」はこちら
都道府県知事宛通知「循環器病対策推進基本計画の策定について」はこちら
循環器病対策推進基本計画案 概要(厚生労働省資料)はこちら

協議会冒頭で挨拶をする加藤勝信厚生労働大臣

本会代表で出席した森本副会長

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