要介護者等に対するリハビリテーションサービス提供体制に関する検討会の報告書が公表される

2020年7月17日
JPTA NEWS on-line

2020年4月23日から6月29日にかけて開催され、本会から半田会長が構成員として参加していた「要介護者等に対するリハビリテーションサービス提供体制に関する検討会」の報告書が、7月14日に公表されました。

本検討会は、市区町村が次期の第8期介護保険事業(支援)計画(2021年度~2023年度)を作成する上で、要介護者等に対するリハビリテーションに関し参考となる「リハビリテーション指標」を作成すべく実施されました。

報告書で特徴的なのは「ストラクチャー指標」「プロセス指標」「アウトカム指標」として、リハビリテーション提供体制を充実させていくために、段階に応じた指標を定めている点です。

ただし、アウトカム指標については、考え方と例示を記載するのみとなっています。これは、現時点で定めることが難しく、今後さらに検討が必要と判断されたためです。半田会長も第2回の会議の中で、「幸福感、健康観は主観的かつ変動する評価であり、リハビリテーションとの直接的な関係は捕捉しづらいのではないか。幸福感・健康観といった主観的かつ変動するアウトカムが、行政制度上の目標となるのはいかがなものか」と発言しました。

報告書は厚生労働省HPをご覧ください。

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