衆参議院厚生労働委員会委員長決定する

2020年10月27日
JPTA NEWS on-line

2020年10月26日、第203回国会(臨時会)で、本会理事でもある小川克巳参議院議員が、参議院厚生労働委員会の委員長に就任しました。
また、衆議院厚生労働委員会委員長には、とかしきなおみ議員が就任されました。

国会における委員会とは

衆参両議院にはそれぞれ、所管の事項について専門的見地から審査する機関として17の常任委員会が設けられています。これは全議員が参加する本会議で膨大かつ多岐にわたる法案等をひとつひとつ審査していては効率が悪く、また審議を尽くしきれないとの判断から、その過程を委ねる国会の機関として設置したものです。委員会では様々な所管の事項について専門的かつ詳細に審査を行い、その経過と結果を本会議に報告して本会議での議決につなぎます。

委員長は、国会の役員(国会法第16条)であり、委員会の議事を整理(議事整理権)し、秩序を保持(秩序保持権)し、委員会を代表(委員会代表権)するなどの権限を有しています。また、理事会や理事懇談会を開いて委員会の運営について協議します。

委員会の様子は参議院HPにて中継議事録で知ることができます。

厚生労働委員会とは

厚生労働委員会は、文字のごとく厚生労働省所管の事項を扱います。具体的には、厚生分野や労働分野に属する基本政策、社会保障制度、医療・公衆衛生、社会福祉・人口問題、労働、雇用等などとなります。診療報酬・介護報酬の改定についてのやりとりが交わされることもあります。
われわれ理学療法士の職能全体を所管する事項を扱う、本会にとっても関わりの深い委員会です。

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