理学療法の日

第8回「笑顔をあきらめない。」写真コンテスト(2020年)

日本理学療法士協会は理学療法の日(7月17日)にちなみ、様々な広報活動を行っています。
そのひとつとして、本会のキャッチコピー「笑顔をあきらめない。」を冠した写真コンテストを開催しています。

応募作品の中から優秀作品が選出されましたので、発表します。
ご応募いただいた皆さま誠にありがとうございました。

選考結果

最優秀賞

タイトル:いつもの記念日
作者:konsan 様

両親の結婚記念日、特別なことは何もなく、いつもの週末と同じく趣味の菜園に向かう二人を見て、元気で笑えるそれだけで十分特別な日なんだなと感じました。

優秀賞

タイトル:よっちょれ、よっちょれ
作者:上島 康平 様

高知に93歳の母と帰省した時、母が楽しみにしているよさこい祭りを見にいきました。
商店街に椅子を置かせていただき観賞させていただいていましたが、車椅子でよさこいに参加されている方を見てビックリ。
母もすっかり元気を分けていただきました。

タイトル:僕の一歩は月面着陸レベル
作者:寄本 恵輔 様

当院は神経難病の高度医療研究センターで、原因不明かつ根治困難な患者さんが多くおります。
患者さんは大学病院で検査してもよくわからず、診断がつかない中、どんどん歩けなくなって、座っているのもつらい。呼吸が苦しくてたまらない...。そんな中「一歩足が出れば、どうにかなるんじゃないか」と言い、その一方で「今や僕の一歩は月面着陸レベルですよ」と言っている患者さん。本人は半ば諦めていたのですが、立春間近の暖かい日にリハ室の屋外で人工呼吸器を装着し立位・歩行補助機器を利用した時の写真です。写真を撮る際に「久しぶりに外の景色を見た感じ」と言っておりました。
我々は患者さんの身体や精神等に問題があっても、なんとか適合(adapt)できるよう支援し続けます。発展し続けるテクノロジーにより歩行障害や呼吸不全を超えた療養生活があり、そこに多くの必要な支援が整えば神経難病であっても「健康」でいられます。

佳作

タイトル:おばあちゃん95歳おめでとう
作者:山田 真郷 様

98歳で他界したおばあちゃんが95歳の時に初めて一眼レフで撮影した思い出の写真です。

タイトル:綺麗に撮れたかな。
作者:斎藤 一博 様

全然歩かずに行ける富士山が見える絶景スポットでの老夫婦が笑顔で交わしていた会話。

綺麗に撮れたかな?
そうね~

自分まで心踊りました。帰りに富士山をバックにご夫婦二人の写真を撮って差し上げました。

タイトル:愛犬と憩う
作者:佐藤 義敏 様

この犬はケガをしている、言うなれば障害のある犬です。現在訓練中であります。
足には、タビを装着し、路面の障壁をなるべく少なくなるようにして、身体全体の装置は犬の負担をなるべく少なくするような装置と話されていたと記憶しております。何の病気で障害が残ったのかよくわかりませんが...この飼い主はとても愛情を持って犬を介護しておりました。
すばらしいことと思っております。例え病気でも、例え犬でも、笑顔を忘れまいと一生懸命に生きる姿は美しいのではないでしょうか。

資料

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