理学療法の日

第13回「笑顔をあきらめない。」写真コンテスト(2025年)

日本理学療法士協会は理学療法の日(7月17日)にちなみ、様々な広報活動を行っています。
そのひとつとして、本会のキャッチコピー「笑顔をあきらめない。」を冠した写真コンテストを開催しています。

応募作品の中から優秀作品が選出されましたので、発表します。
写真に添えられたエピソードとともに、ぜひご覧ください。
ご応募いただいた皆さま誠にありがとうございました。

選考結果

最優秀賞

写真 最優秀賞

タイトル:当たり前のことができる奇跡
作者:久保田将 様

難治性の小児がんが再発し、再び長期入院となった9歳の娘。
治療は辛く、40度の発熱が3週間も続き、ベッドから一歩も降りることができなくなりました。 治療が終わるころには、支えなしではまともに歩くこともできなくなるほど筋力が衰えましたが、「自分の足で歩いてお祭りに行きたい!」とリハビリをがんばった結果、その目標をやり遂げてくれました。
その道中でカメラに収めることができた、最高の笑顔です。

優秀賞

写真 優秀賞

タイトル:笑顔をあきらめない
作者:鈴木チエ 様

8歳になる息子は、1歳1ヶ月の時に突発性発疹関連二相性脳症になり、後遺症で身体障害があります。
首も座らず寝返り起き上がり、一人で立つこともできない状態になってしまった息子。そんな息子は理学療法を続ける中で、どんどん出来ることが増え、その度に出来たことを一緒に喜んできました。

息子が障害を背負ってから色んな出会いもありました。 ある時素敵な出会いがありました。パリパラリンピック車椅子ラグビー金メダリストの橋本選手です。 橋本選手との出会いがきっかけで、「車椅子押して」と頼ることがあった息子が、「自分でやるから大丈夫」と言い、自分の力で前に進もうとするようになりました。

全力で誰よりも楽しそうに笑顔で車椅子を漕ぎ、前に進み続ける息子。
息子が今やりたいこと。「車椅子スポーツがやりたい」
前に進み挑戦し続ける息子を、私も笑顔で応援し続けたいと思います。

写真 優秀賞

タイトル:はやくげんきになってね。
作者:松政亜美 様

癌末期の義母をお見舞いに行った時のワンシーン。
余命宣告を受けながらも治療をがんばる義母へ、娘からお手紙をプレゼントした思い出です。
義母にとって、何よりも笑顔になる薬となっているようで、久しぶりに満面の笑みを見れたことがとても心に残っています。

佳作

写真 佳作

タイトル:取り戻した青春
作者:もっち様

家族みんなで旅行に行った際、自転車を借りてみんなで島を巡ろうという話が出ました。しかし母は変形性膝関節症で、飲食店で地べたに座れなかったり、普段何をするにも痛くて自信がなく、今回の旅の自転車での島巡りも自分一人で待っていると言いました。
それでも家族が説得し20年ぶりに自転車に乗った姿がこれでした!(笑)
一番喜んで乗っており、声まで出しながら足をあげて、家族みんな喜び孫と一緒に自転車で楽しめた1枚(母72歳)です。
まるで高校生の女の子でした!

写真 佳作

タイトル:「おうち」で過ごす日々
作者:トトロ様

現役の理学療法士です。 娘は2歳半まで何事もなく元気に過ごしていた中、前触れもなく全身性のてんかん発作が起きました。そこからいくつもの病院で検査と治療を重ね、長期入院しています。
病院で多くの医療従事者に支えられながら、夏に3歳になりました。
その後しばらくして、指定難病と判明し、現在は脳の手術を繰り返しています。徐々に発達が遅延し、言葉が以前より出なくなり、動作もできないことが増えました。家のことや友達、保育園の先生のことも、ほとんど忘れてしまいました。

それでも娘は、純粋な笑顔でいつも明るく元気な姿を見せてくれます。
これから大きな手術を控えています。患者家族として理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に支えられて、そして私自身も理学療法士として娘を支え、この笑顔をいつまでも見続けられるように生活していきたいと思います。

写真 佳作

タイトル:もう一度、歩きたい、走りたい
作者:Yumekaze Japan 様

毎日一万歩を歩き、健康には誰よりも気をつけていた。
だが、ある日突然、倒れた。
目覚めたのは17時間に及ぶ手術のあと。
命は助かったが、日常は失われていた。立つことも、歩くことも、夢のように遠かった。
そんな私に寄り添い、支えてくれた家族と理学療法士さんの温もりを、私は忘れない。
リハビリは苦痛だ。
だが、家族の笑顔と、信頼している理学療法士さんが私を支えてくれた。
何気ない日常が、どれほど尊いかを知った。
いつか、また走れる日が来る。そう信じて、私は今日も一歩を踏み出す。
たとえその一歩が、小さくても、遅くても、それは確かに未来へ続く道なのだから。
あきらめない。あきらめたくない。

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