復興支援活動報告(訪リハ振興財団)
2011年3月11日に発生した東日本大震災の被害は、被害を受けた地域の社会環境を大きく変えました。本会は医療専門職の職能団体の使命として約半年にわたる避難所等へのボランティア派遣による支援活動を行いました。活動終了後の2011年12月26日、内閣府による東日本大震災復興特別区域法が施行され、被災地での訪問リハビリテーション事業所の設置要件が緩和されたことから、被災地での訪問リハビリテーション事業所運営による被災地支援を進めることが決定されました。
そして、2012年10月、公益社団法人日本理学療法士協会、一般社団法人日本作業療法士協会、一般社団法人日本言語聴覚士協会(以下、3協会)が出資した基本財源を基に、「一般財団法人訪問リハビリテーション振興財団」(以下、財団)が設立され、翌11月には、福島県南相馬市に1番目の事業所「浜通り訪問リハビリステーション」(以下、浜通り)が開所されました。
その後、2013年4月、岩手県宮古市に「宮古・山田訪問リハビリステーションゆずる」(以下、ゆずる)、2014年10月、宮城県気仙沼市に「気仙沼訪問リハビリステーション」(以下、気仙沼事業所)が開所され、現在に至るまで地域のリハビリテーション資源として活動を続けています。
今回は、本財団の理事長、事務局長、各事業所担当理事および各事業所管理責任者が一同に会し、設立から現在に至るまでを振り返り、それぞれの活動と思いを語っていただきました。
出席者情報
一般財団法人 訪問リハビリテーション振興財団
理事長
半田 一登
公益社団法人日本理学療法士協会会長
事務局長
松井 一人
公益社団法人日本理学療法士協会財団担当理事
浜通り訪問リハビリステーション
担当理事
風岡 都
一般社団法人福島県理学療法士会理事
管理責任者
安部 ちひろ
理学療法士
宮古・山田訪問リハビリステーションゆずる
担当理事
櫻田 義樹
一般社団法人岩手県理学療法士会会長
管理責任者
石田 英恵
理学療法士
気仙沼訪問リハビリステーション
担当理事
大貫 操
一般社団法人宮城県作業療法士会副会長
管理責任者
米田 幸二
作業療法士
司会進行
知脇 希
公益社団法人日本理学療法士協会理事
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