役員就任のごあいさつ
2025・2026年度役員に就任した際にいただいたメッセージを掲載しています。動画リンクはYouTubeへ繋がります。
※ご提出いただいたメッセージから随時掲載しております。


副会長 大工谷 新一
日頃より理学療法の発展と様々な領域での社会貢献にご尽力いただき、心より感謝申し上げます。
超高齢社会の進展、疾病構造の変化、テクノロジーの進化、社会環境の変化、そして社会的ニーズの多様化と、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。その中で、理学療法士に求められる役割も広がりを見せ、予防・地域・教育・研究など、多様な場での活躍が期待されています。今こそ私たちが専門性を深化させ、理学療法士、理学療法とは何かを明確にしつつ、多職種と連携しながら、人々の生活の質を支える、基本的動作能力を改善させる、治療的アプローチを実践する存在であることを再認識したいと思います。事務局機能強化も含めた若手育成や、働き方改革への支援にも注力し、持続可能な職能団体を目指してまいります。今後とも一人ひとりの力を結集し、理学療法の価値を社会に発信していきましょう。

副会長 吉井 智晴

副会長 佐々木 嘉光
私はこれまで、臨床・都道府県理学療法士会・行政・協会の立場で理学療法士を通じた国民の医療・介護・福祉と健康・予防の発展に関わってまいりました。
今期は「理学療法士の生活を守り、道を切り拓き、国民の暮らしを守る」を信念に、
・会員の約9割を占める医療・介護・福祉現場の理学療法業務を守り、切り開くこと
・理学療法士の需給バランスの是正を行うこと(養成と職域の課題を乗り越える)
・会員に魅力のある事業や学習環境を提供すること(成長と将来への期待を創出)
・学会連合との学術活動、連盟・組織内議員との政治活動等に一体的に取り組むこと
・「情報」のマネジメントを強化すること(国民、都道府県理学療法士会、会員向け等)
など、会員の皆さまとともに未来を築く施策を推進してまいります。

副会長 高橋 哲也
今回の役員選挙に際し、多くの代議員の皆様から「一枚岩となって協会を支えてほしい」との声をいただき、その志を胸に執行部の一員として活動する決意をいたしました。
今後は常に会員目線に立ち、組織率の向上やサービスの質的向上を目指すとともに、「DX及びAI推進啓発推進事業」「公衆衛生等理学療法業務構築・検討部会」「令和8年度診療報酬改定対策強化推進部会」を担当し、職域拡大や社会的認知の向上、法改正・報酬対策に中長期的視点で取り組んでまいります。診療報酬改定に対して医学会ではすでに分野を問わず、制度改革に向けた取り組みが行われています。理学療法分野においても、協会・学会・都道府県理学療法士会の枠を超えた、現場に即した議論と連携が必要不可欠です。
理事全員が力を結集し、開かれた協会運営と、すべての会員が希望と誇りを持てる未来を共に築いてまいります。

副会長 湯元 均
これまでの2期は、専務理事、広報企画課担当常務と、会員と直接かかわる機会が少なかったところで活動してきました。今期は、教育推進課担当を拝命しました。
現状の課題として受け止めているのが、協会事業が専門特化したことで会員が置き去りになってはいないかという懸念です。専門職である理学療法士の生涯学習は、医療・保健・福祉の各分野の学習に限らず、それらを基礎とした職域拡大に向けた組織活動や地域社会活動推進のための学習も含めてもっと幅広いものであるべきと考えています。
会員が自分のペースで学び得たものを社会に還元するプロセスを本会が支援することが生涯学習の目的であると考え、キャリアチェンジをする場合でも、1から学びなおすことなく、これまでのキャリアを生かして次のステップにつなげることができる仕組みを本会としての生涯学習の仕組みとして採り入れるべく、その可能性を探っていきたいと考えています。

専務理事 白石 浩
このたび、専務理事を拝命いたしました白石でございます。これまで教育推進課を中心に、生涯学習制度や専門・認定制度の整備を通じて、会員の皆様の継続的な専門性の向上を支えてまいりました。
今後は、専務理事として理事間の連携・調整に尽力するとともに、理事会における意思決定とその確実な実行が円滑に行われる体制づくりを担ってまいります。組織全体の最適化を意識し、理事・職員との協働のもとで、協会運営の質のさらなる向上を目指します。
また、急速に変化する社会情勢や制度改正に柔軟かつ的確に対応し、公益社団法人としての責務を果たし続けるための持続可能な運営基盤の構築にも取り組んでまいります。現場の課題を共有し、地域・職域を問わず、すべての会員にとって意義ある協会となるよう努めてまいります。

常務理事 板倉 尚子
「啐啄同時(そったくどうじ)」という禅語があります。「啐」とは、鳥が卵から孵るときに、ヒナが卵の殻の内側からこつこつと叩いて、孵る準備ができていることを知らせることで、「啄」とは、親鳥が卵の殻の外側からつついて殻を破ることをいいます。早すぎず遅すぎずのタイミングで、ヒナと親鳥の行いが一致するのが啐啄同時です。教育の現場では絶妙なタイミングでの連携や、互いを尊重し合うことの大切さを教える言葉として良く用いられます。私は子どもが自ら学びたい、やってみたいという気持ちを持った時に、理学療法士がそのタイミングを見逃さずに寄り添い、適切なサポートをすることで、子どもの成長を最大限に引き出すことができると考えています。理学療法士が力をあわせて子どもを健やかな未来へと導きたく存じます。
動物に対する理学療法の領域は多くの課題があるなか、動物の命を大事に思い、情熱をもって臨床や研究に関わる理学療法士がいます。そして獣医療の進歩に伴いリハビリテーションの必要性を感じ、理学療法を理解し応援して下さる獣医師の先生方もおられます。獣医療関係者と意見交換しつつ開拓・整備・事業化していくことが必要と捉えています.理学療法士の認知度と価値を高め、本会が社会に貢献する取組みを継続します。

常務理事 谷口 千明
これまでの理事経験を通し、特に6期目からの常務理事・専務理事としての活動で、協会の運営と理学療法士の発展に尽力してまいりました。今期は、学会担当を継続させていただくこととなりました。
学会は、科学的根拠に基づいた理学療法の確立、専門分化した学術的な発展に合わせて、学術団体としての重要な使命を担い、2021年より12の法人学会と8つの研究会が設立され、2025年度で5年目となります。
理学療法士は、その知識や技術を以て広く国民の保健や福祉に寄与できる職種です。協会も日本理学療法学会連合も、同じ目的に向かって連携をしつつ、組織運営をしています。これまでの経験を活かし、学会との緊密な連携を図りながら、協会および学会の発展と会員の皆様への貢献を目指します。会員の皆様の声に耳を傾け、協会運営の透明性を高め、より良い未来を築いていく所存です。今後とも、ご理解とご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

常務理事 長谷川 大悟
この度、広報企画課担当常務理事を拝命しました長谷川大悟です。
これまで培ってまいりました知見と経験を活かし、既存の視座を大切にしながら常に時代の趨勢を的確に捉えた広報戦略と価値の創造に努めてまいる所存です。
広く公益に資する協会運営を実現すべく、皆様から寄せられるご意見・ご期待を拝聴し、総意に基づく透明性の高い運用体制を一層強化してまいります。
そして、社会と調和しながら持続的なソーシャルインパクトを創出する、次代の協会像を皆様とともに構築していきたいと願っております。さらに、報酬改定に関しては、「患者・利用者本位」の理念に立脚し、現場の実態に即した施策を熟慮のうえ提言し、社会実装へと結びつけるべく尽力いたします。協会が果たすべき役割を見据え、実効性と持続性を兼ね備えた事業の推進に鋭意取り組んでまいります。
これからの2年間どうぞ宜しくお願いします。

常務理事 森本 榮
この度、協会会員管理システムの運用管理する立場として常務理事に就任しました森本榮です。よろしくお願いいたします。
会員管理システムは、会員個々の研修会履歴や認定資格の管理、各種業務に生かせる情報提供、地域活動との連携などを支援しています。これにより理学療法士としての成長と質の高い理学療法の提供を支える基盤を構成しています。
システムを活用する中で、様々な制度追加や変更に伴う修正改修等の要望が出ています。制度の変更はシステムの変更に直結し、システム改修費用が発生しています。
私の役割は協会事務局と共同し、制度の改修内容、システム改修費用、会員の利便性など多角的に考察し見える化をすることです。理事各位や都道府県理学療法士会、学会連合などシステムを活用されている団体の皆さまに情報提供し、適切な評価がいただけるように提案していくことと考えております。会員の利便性を最重要課題として調整を行っていきます。

理事 伊藤 智典
僕の産まれは、高知県です。
信号も、コンビニエンスストアもない自然豊かな田舎で、僕の祖父は脳卒中になりました。しかし当時は理学療法、リハビリテーションがありませんでした。
今でも日本中の至る所に、Health inequity(健康格差)が存在します。必要な人に、適切な理学療法が届けられる社会にしたい。
その実現において、理学療法士の社会的地位や待遇の向上、そして多様なキャリアパスの支援は不可欠です。
理事1期目は、他団体委員(世界理学療法連盟のAWP地区執行委員、障害分野NGO連絡会監事、日本障害者リハビリテーション協会国際委員)を務め、OBOGネットワーク検討部会で議論を集約してまいりました。
今期は都道府県理学療法士会、日本理学療法学会連合、政府や国際組織などとしっかり連携し、適正な組織運営にむけて、中長期計画を力強く推進したいと思います。
会員の皆様と共に、理学療法士の未来を切り拓いていく覚悟です。ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

理事 内山 靖
来年の7月には本会創立60年を迎えます。小職は、前期から継続して60周年記念誌の制作・編集を担当しております。この10年は、少子高齢社会とともに、気候変動やCOVID-19など、世界規模で理学療法に期待される役割が多様化しています。このようななかで、公益社団法人として国民が期待する理学療法を創造することが期待されています。
本会の組織がここ数年で顕在化している、都道府県理学療法士会が中心となった組織運営、臨床実践・職能・学術の領域と世代間の連携を強化・推進し、「学習する組織」として成熟していくことが理事会に負託された最重要課題であると私自身はとらえています。
皆様の信託をうけた世界理学療法連盟・学会(WPT)の理事では、世界の大学教育機関を認証する委員会の委員長をしています。世界標準と地域の特性を生かした理学療法を踏まえ、 "Think globally, Act locally"に皆様とともに公益に資する理学療法を発展させていきます。

理事 江草 典政
先ごろ執り行われました定時総会にて承認をいただき、このたび理事を拝命いたしました江草典政(えぐさのりまさ)です。皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
立候補趣旨にも掲げましたが、私が今、理学療法士に必要だと考える力は、あらゆる場面における「マネジメント力」です。社会や組織、そして目の前の患者さんが抱える課題を的確に分析し、その解決に向けて多くの関係者(ステークホルダー)の皆様と連携し、その力を最大限に活かすコーディネート能力が、これまで以上に重要になると確信しております。
少子高齢化が進み、あらゆる資源が限られていくこれからの時代、私たちにはリソースを有効活用する知恵と行動力が求められます。皆様がそれぞれの持ち場で、専門職としての誇りを持って「仕事に没頭できる」、そのような環境づくりに理事として身を賭していく所存です。
会員の皆様、そして国民の皆様との対話を何よりも大切に、建設的かつ未来志向で協会運営に取り組んでまいります。現場でのお困りごとから未来へのご意見まで、SNSやメール等で、ぜひお気軽にお声がけください。ご連絡を心よりお待ちしております。

理事 大西 秀明
このたび、日本理学療法士協会の理事を拝命いたしました大西秀明です。代議員の皆様の信任を賜りましたことに、心より御礼申し上げます。
理学療法士の数は年々増加し、社会的認知も着実に高まっています。理学療法は今や、医療や福祉の分野において欠かせない役割を果たしていますが、その一方で、質の保証、人材育成、需給バランス、社会的地位の向上など、多くの課題にも直面しています。
私はこれまで、教育・研究・臨床の現場で理学療法の可能性に向き合ってまいりました。今回の就任にあたり、若手理学療法士の活躍を支える環境づくり、学術的基盤の強化、教育制度の改革、政策提言を通じた制度整備などに尽力し、理学療法の未来を切り拓く一助となるべく努めてまいります。
皆様の変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

理事 岡持 利亘
おかじとしのぶと申します。職場では地域リハビリテーションの活動に専任で取り組みつつ、埼玉士会や県リハ専門職協会の活動を通して、理学療法士の職域や職能の拡大に向き合い中です。
2023年の就任以降、作業療法士協会と協力したプロジェクトに参加しています。内容は、保健事業として就労職域世代に向けた予防(疾病・腰痛・転倒・メンタルヘルス)の働きかけを、全国で展開できるような準備(資料作成や、全国の士会との連携や、情報提供・伴走支援)を進めています。
また、職能推進課の皆様と一緒に、「推進リーダー制度」の発展的な見直しを、2027年に向け取り組んでいる所です。地域におけるリハビリテーションと健康づくり・予防の取り組み等、公衆衛生をキーワードに、住民とともに活動する若い理学療法士達の笑顔を見られるよう、そのためのキャリアづくりにも協力していきたいと考えています。

理事 小川 克巳
「そろそろ若い人に」という自身の声を意識しながらの立候補でした。しかし、理事会は協会を代表する執行機関であり、総会に次ぐ議決機関でもあります。その一員として場を共有することは、一方で国政に関わる立場からも必要なことではないかとの認識の上で、最終のご判断を代議員の皆さまに委ねさせていただきました。
これまでにも訴えて参りましたが、わが国も、わが業界も少子・高齢社会の進展に伴い、様々に模様が変わりつつあります。10年後といまの景色は大きく変わっているはずですし、わが業界もそれに合わせて変わっていかなくてはなりません。時代の推移と変化を先取りし、新たな社会保障の枠組みに私たちがどういうポジションに立つのか、これからの理学療法(士)のあるべき姿を会員に対してしっかりと明示しなくてはならないと考えています。

理事 沖原 優子
このたび、日本理学療法士協会理事を拝命いたしました沖原優子です。
これまで20年以上、医療機関や介護施設で臨床に携わり、介護予防、地域健康教室、女性の健康支援、発達障害や身体障害のあるお子様へのリハビリテーション、産業リハビリなど、多方面で活動してまいりました。近年は地域での健康相談会や防災活動にも取り組み、理学療法士の専門性を地域社会に広げる活動を続けています。
そうした中で、地域の方々から「理学療法士はこれからますます必要な仕事」「もっと地域で活動してほしい」という声をいただく機会が増えています。これは、私たちの専門性が国民から直接求められている現実であり、応えていく責務を感じています。
今後は、医療・福祉の枠を超えて、健康づくりや介護予防、防災、働く世代の健康支援など、多様な場面で理学療法士の力を発揮できる仕組みづくりを進めます。全国の皆さまと連携し、地域に必要とされ続ける理学療法士の価値向上に尽力してまいります。

理事 熊崎 大輔
令和7年6月の代議員総会においてご承認いただき、日本理学療法士協会(以下 協会)の理事に就任致しました熊﨑大輔でございます。私はこれまで大阪府理学療法士会(以下 士会)の理事を8期16年、会長を3期6年させていただきました。また協会でも代議員、各種委員会の委員なども務めさせていただきました。
協会と士会は連携・協力し、理学療法業界の発展に寄与しなければなりません。近年、社会状況や価値観の変化から、新入会者数の減少や休退会者数の増加により、組織率の低下が大きな課題になっています。この課題を改善するために、協会と士会が協力して効果的な対策を講じることができるようにしていきたいと考えております。
協会理事として、協会ならびに士会の発展のため、そして理学療法士がこれまで以上に現場で患者や利用者に貢献できるように精一杯頑張ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

理事 永野 忍
このたび、日本理学療法士協会理事を拝命いたしました永野忍です。これまで協会代議員として全国的な議論に参画し、また福岡県理学療法士会の理事として、組織部や総務財務の担当を歴任しながら、地域に根差した士会運営に携わってまいりました。近年の組織率の低下や若年層会員の離脱は、理学療法士を取り巻く社会環境やキャリア観の多様化を如実に表しています。私は、意思決定過程の透明性向上や、会員への情報発信の充実を図るとともに、会員一人ひとりが協会の存在価値を実感できるような組織運営を目指したいと考えています。加えて、理学療法士の専門性を支える教育環境の整備や、ライフキャリアと連動したワークキャリア支援、福利厚生の強化にも取り組みたいと考えています。協会は会費によって支えられているからこそ、説明責任と双方向の対話を大切にし、将来を見据えた柔軟で持続可能な組織づくりに努めてまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

理事 野崎 展史
先日の総会において、2期目の理事としてご承認いただきました、野崎展史(のざき ひろふみ)です。引き続きこの重責を担わせていただくこととなり、身の引き締まる思いです。会員の皆様からの信託にしっかりと応えられるよう、誠心誠意、全力で職務に取り組んでまいります。
役員選挙の際には、以下の3点を公約として掲げました。
・魅力ある組織づくり
・報酬改定への責任ある対応と、産業保健分野における職域の開拓
・公益活動の強化
これらの公約は、理学療法士としての職能を社会に広く認知していただくための重要な柱であり、会員の皆様が理学療法士であることに誇りを持てるような環境づくりにつながるものと考えております。一つひとつの課題に真摯に向き合い、着実に前進させていくことで、より魅力的で力強い組織の構築を目指してまいります。

理事 松井 一人
今期も皆様に理事として選出いただいた責任において、力の限り頑張ります。
私は、職能団体の役割として、報酬改定の要望は極めて重要であると考えております。
国が示している全世代型社会保障制度や新しい地域医療構想等を鑑みた際、医療・介護の連動や益々、地域・在宅における理学療法の重要性がまし、内部障害の理学療法のニーズの増加や終末期理学療法の確立など、その課題の先には、大きなチャンスを秘めていると考えます。
また、予防領域、産業労働衛生についても、まだまだ理学療法の伸びしろは大きく、具体的な事業モデルの確立やそれに対応できる理学療法の技術、知識の向上、従事者の拡大など、職能団体として取り組むべき事は多くございます。
現体制にて、今期制度化させる事、将来に向けて楔を打ち準備する事等、実行すべき事を執行部に提案し、協会一丸となって取り組んでいけるように、活動していきます。
今期も、よろしくお願いいたします。

理事 山根 一人
準備中

監事 太田 誠
本会は公益社団法人です。このよう法人は法律に基づき認定され、税制優遇を受けて活動する団体ですので、事業運営については国民からの信頼を裏切らないよう常に注意しなければなりません。
現在、我が国の理学療法士を取り巻く環境には課題が山積しています。国民のために、理学療法士のために公益法人として本会の事業運営が適切に行われ、また理学療法士の職域を守り、広げていくためにはどうあるべきか、監事団の一人として微力ではありますが尽力させていただきます。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。

監事 櫻田 義樹
「中長期計画」の策定により目指すべき方向性は明らかになりました。それぞれの目標を達成するためには量・質ともに安定した事業運営が必須となります。「公益社団法人の監事必携」にある「職務を果たし義務と責任を持ち、国民の信頼を裏切らないこと」を重視した上で、理事会や、各種事業運営に監事権限を行使し役割を果たすべく! さらに1会員、1理学療法士としての視点を持ち、これまでの経験を活かした言行を意識していきたいと思います。
また、組織力強化には、何よりも「47都道府県士会とともに一丸となり! 同一目標を達成する」という思いが望まれます。引き続き当会事業への協働・参画にご協力いただけますようお願いいたします。

監事 辺土名 厚
公認会計士で外部監事の辺土名 厚です。公益法人の会計や制度関係を専門としています。監事の職務・権限は、理事(代表理事を含む)の職務の執行を監査することです。協会運営、理事会運営、財務報告が適正に行われているかについて重点的に確認します。
公益法人は、法律面では、法人法に加え認定法、会計面では、公益法人会計基準という特徴的なルールがあり、それらを遵守しなければなりません。
会員の皆様、理学療法士業界のため、しっかりしたガバナンスの確保、未来を見据えた適正な協会運営がなされるよう、監事としての役割を果たしていきたいと思います。