リハビリテーションを考える議員連盟による、2大臣への令和6年度予算に向けた申し入れに同行しました

「リハビリテーションを考える議員連盟」第8回総会の決議をふまえて、リハビリテーションを考える議員連盟(以下、リハ議連。)より、以下の2大臣に令和6年度予算に向けて決議文申し入れが行われました。

  • 財務大臣、内閣府特命担当大臣 鈴木俊一大臣(2023年12月20日提出)
  • 厚生労働大臣 武見敬三大臣(同年12月21日提出)

申し入れには、リハ議連副会長をはじめ、理学療法士である田中昌史リハ議連事務局次長など数多くの議員が参加しました。また、日本理学療法士連盟の友清直樹会長代行、そして本会から斉藤秀之会長、佐々木嘉光副会長が同行しました。

申し入れでは、令和6年度予算において十分な規模の予算を確保した上で、賃上げ等の処遇改善による人材確保の推進、質の高いリハビリテーション、介護予防と保健事業、健康増進のさらなる推進及び人材育成の義務化などが求められました。
斉藤会長は、鈴木財務大臣と武見厚生労働大臣それぞれに理学療法士の現状を説明し、申し入れ事項の重要性と令和6年度予算の確保を要望しました。
2大臣からは、今回の報酬改定ではリハビリテーション専門職などの医療関係職種の賃上げのための措置として、医療・介護共に+0.61%分を措置したこと、今回の報酬改定では2年分を措置し、令和6年度に2.5%、令和7年度に2.0%のベースアップへと確実につながるよう、配分方法の工夫を行うこと、今回の改定による医療従事者の賃上げの状況が確実に行われることが重要であることから、実態を把握するなど、引き続きしっかりと対応をする旨のご発言をいただきました。
さらに、ご参加いただいた議員からは、「リハビリテーションは社会保障費抑制効果が高い」など、リハビリテーション専門職の賃上げをはじめとした要望に対して賛同や応援のご発言をいただきました。

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鈴木財務大臣への要望書提出
(中央:鈴木財務大臣、中列中央右隣:斉藤会長、後列右から3番目:佐々木副会長、後列右から4番目:友清日本理学療法士連盟会長代行)

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鈴木財務大臣に理学療法の現状を説明する斉藤会長

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武見厚生労働大臣への要望書提出
(中央右:武見厚生労働大臣、右隣:斉藤会長、中央右から4番目:友清日本理学療法士連盟会長代行、右端:佐々木副会長)

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