令和5年度厚生労働省補正予算~理学療法士も対象職種の介護職員等の賃上げに関する処遇改善について
2023年11月10日(金)、国の令和5年度補正予算案が閣議決定され、11月29日(水)の参議院予算委員会における採決を受けて成立しました。厚生労働省では補正予算に基づき、「介護職員処遇改善支援事業等」、「障害福祉サービス事業所における福祉・介護職員の処遇改善」が実施されることとなりました。
この施策は、介護・障害福祉分野における人材確保のための賃金引き上げ(月額平均6,000円相当)を目的としたものであり、事業所の判断により、理学療法士も対象職種と認められています。
本施策の活用は事業所の判断によるため、本会では、介護分野および障害福祉分野に係る関係団体・事業者団体に対し、所属団体等への周知をお願いすることで、本事業の補助金が理学療法士の処遇改善に充てられ、理学療法士が他産業へ流出することを防ぐことで、リハビリテーションが必要な方への十分なサービスの提供につながるよう取り組んでいきます。
厚生労働省発表 「令和5 年度補正予算案の主要施策集」より
※本会にて強調箇所を赤線に編集

