地域包括ケアシステムに関する推進リーダー制度

このページでは、地域ケア会議推進リーダー・介護予防推進リーダーの取得・活用方法について掲載しています。

地域包括ケアシステムに関する推進リーダー制度

日本理学療法士協会では、『地域包括ケアシステム』を推進するにあたって、「地域ケア会議」、「介護予防」の2つの施策に重点を置き、人材育成制度として、「地域ケア会議推進リーダー」、「介護予防推進リーダー」の2つの認証コースを設定しました。

また、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に対応できる人材を育成するため、地域ケア会議・介護予防推進リーダーのステップアップとして、2020年10月より新たに「フレイル対策推進マネジャー」を取得できるコースを設定しました。

※本認証コースは、本会会員である理学療法士を対象としています。
※2022年度4月より、推進リーダーの登録申請要件が変更となりました。
 詳細は「2022年度改訂内容」の項をご確認ください。

2022年度改訂内容

2022年度4月以降、推進リーダーの取得要件が変更されます。

【改訂のポイント1:登録申請対象者を変更】

新人教育プログラム修了者 ⇒ 登録理学療法士取得 登録申請対象者が変更されます。

【改訂にあたっての注意点】
登録申請対象者の要件変更にあたり、2022年度以降に推進リーダーの取得をご検討中の会員におかれましては、資格取得および登録申請状況によって、2022年度以降の推進リーダー取得にかかる要件が異なりますので、下記をご確認ください。

下の表は横にスクロールできます。

2021年度末の取得・申請状況 2022年度以降の状況 2022年度以降に推進リーダーを取得希望の場合に必要な対応
推進リーダーを取得済の会員 継続して推進リーダー取得とみなされる。 登録理学療法士未取得の場合は登録理学療法士の取得をお願いします。
推進リーダー未取得かつ登録理学療法士に移行可能な会員 いつでも推進リーダーの登録申請が可能である。 推進リーダーの登録申請が必要です。
登録理学療法士に移行可能ではなく、2021年度末時点で推進リーダーの登録申請済の会員 引き続き推進リーダーの履修を継続できる。 継続して推進リーダーの履修を進めてください。また、登録理学療法士未取得の場合は登録理学療法士の取得をお願いします。
上記のいずれにも該当しない会員 推進リーダー登録申請に登録理学療法士の取得が必要となる。 2021年度中に以下の要件を満たした場合は、2022年度4月から推進リーダーの履修が可能
  1. 新人教育プログラム修了
  2. 推進リーダー登録申請
2021年度中に上記要件を満たさない場合は、2022年度以降に登録理学療法士取得後から推進リーダーの登録申請が可能

地域ケア会議推進リーダー

<目指すリーダー像>

第一に、地域ケア会議の目的を踏まえた上で、会議に参加し、自立支援に繋げる助言ができる
(最終的には、理学療法士の強みを生かして総合的に地域包括ケアを推進できるようなカリキュラムをご用意する予定です。)

介護予防推進リーダー

<目指すリーダー像>

理学療法士としての専門性を活かした評価ができる
効果的な予防プログラムを企画・提案ができる
多職種や住民との協働による予防プログラムを企画・提案ができる

フレイル対策推進マネジャー

<目指すリーダー像>

栄養面や地域づくりなど幅広い支援を持つことができる
関係機関と連携して必要に応じて医療・介護サービスにつなげるマネジメントができる
フレイル対策に関する相談支援や研修会等が実践できる

eラーニング:フレイル予防人材育成プログラム

市町村等からの依頼に対応できる人材育成を目的に、2020年10月より配信を開始しています。
プログラム内容はこちら(PDF:246KB)

※1:受講対象者は「地域ケア会議推進リーダー」および「介護予防推進リーダー」の両方の取得者限定
※2:2022年度4月以降、推進リーダーの登録申請要件が変更となります。
要件変更の詳細は「2022年度改訂内容」をご確認ください。
※3:受講修了者は、「フレイル対策推進マネジャー」として修了証を送付します。
なお、修了証発行のお手続きは不要です。受講修了後、マイページからダウンロードしてください。

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・介護予防推進リーダーと地域ケア会議推進リーダーの両取得者を対象としたステップアップの位置づけとし、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」に関する基礎的内容を修了した者となります。
・今後、より実践力を高める取り組みが求められ、本会では各地域での取り組み(現地見学やOJT)の推進を目指していきます。
・また、他職種との連携がますます重視されており、外部学会に積極的に参加していただくことで更なるステップアップにつながりますので、ぜひご参考ください。
日本サルコペニア・フレイル学会

履修要件

履修要件についての手順は、下記をご確認ください。

【注意!!】履修順序について

・導入研修を受講するためには、eラーニングを前日までに受講修了していること、もしくは、免除申請にて修了していることが必要になります。
順序が逆の場合は、導入研修の履修は反映されないため、再度、導入研修の受講が必要となりますので、ご注意ください。

イメージ図 推進リーダー(地域ケア会議推進リーダー・介護予防推進リーダ― )・フレイル対策推進マネジャー取得までの流れ

画像1 推進リーダーeラーニングの受講免除要件 画像2 推進リーダーeラーニングの受講免除要件

取得までの流れはこちら(PDF:278KB)

手順1登録申請(PDF:277KB)

手順2eラーニング お申込・受講免除申請はマイページからお願いします。

手順3導入研修(PDF:208KB)

手順4士会指定事業参加(PDF:626KB)
※必ず所属士会の士会指定事業に参加すること。(他士会で参加された場合は、履修登録されません。)

手順5資格取得の確認(PDF:614KB)
※導入研修および士会指定事業の登録は、各士会からの参加者名簿提出後1~2ヶ月後となります。
※所属士会によっては、士会事務局へ申請が必要な士会指定事業がありますので、所属士会へお問合せください。

自己診断シートについて

自己診断シートの詳細はこちら(PDF:205KB)

地域包括ケアに関するさまざまな能力を自己にて確認し、日々の研鑽に役立てていただくことを目的とした「自己診断シート」をご用意しています。
マイページからアクセスしていただくことができます。

レベル1(対象:これから取り組む方)、レベル2(対象:すでに取り組んでいる方・リーダー取得後)の2つのレベルの内容で設定しています。
ぜひ、理学療法士としての地域包括ケアシステムにおける能力の研鑽に、「自己診断シート」をご活用ください!

回答方法はこちら(PDF:642KB)

地域包括ケアシステムに向けた取り組み

本会の地域包括ケアシステムに向けた取り組みについては協会HP「健康づくり・予防活動・保健事業」をご覧ください。

また、会員の方に提供している介護予防事業の資料などは「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」に掲載しています。

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