理学療法士を名乗ってのSNS発信情報への注意喚起(再掲)

2021年5月6日
お知らせ

理学療法士の皆さまへ

平素より本会運営にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。
2019年9月11日、半田会長より掲題の注意喚起を発信し、理学療法士の皆さまにもご理解いただけたものと思います。

SNSの浸透により個人でも簡単に想いや考えを情報発信ができるようになりました。その便利さは利用されている皆さまも実感されていると思いますが、一方で、社会問題となっているように、SNS上で事実誤認のある発言や誤解を招く表現などが散見され、名誉棄損や損害賠償責任まで発展している事例も見受けられます。

本会にも、国民の皆さまから理学療法士によるSNS発信に対してご意見が寄せられています。理学療法士を名乗っての発信は、閲覧者からは専門職の意見とみなされます。その背景が伝わらず、安全性や効果などの知識がないまま実践する方もいるかもしれません。

国民の皆さまの健康と幸福を実現する立場にあることを十分に自覚し、発信の際には、誤解を受けることがないように、表現には細心の注意を払うよう改めてお願いするとともに、情報を受け取る側としても、その情報を精査し、立場や見解が異なる場合でも誹謗中傷につながる発信を行わないようお願い申し上げます。

令和2年9月4日
常務理事(広報担当)
吉井 智晴


国民の皆様へ

平素より本会運営にご理解ご協力いただき、ありがとうございます。

国民が健康食品による健康被害を受けた事実をふまえ、消費者庁が業者名を公表の上、注意喚起を行ったニュースが話題となっております。

内容は異なりますが、理学療法士を名乗りソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を用いて医学上の不適切な情報発信を行っているのではないかとの問い合わせが本会にございました。本会で確認したところ、医学的に正しいとは言えず、さらに実践することにより患者さんなどの身体に悪影響を与える可能性のある治療法が掲載されておりました。

匿名で発信される情報の中には、医学的根拠のないものをさも最新の治療法のように喧伝する書き込みが行われていることが少なくありません。

本会では個々の具体的な事例に対するお問い合わせには対応いたしかねますので、国民の皆様におかれましてはWeb上の情報をうのみにせず、最寄りの医療機関の専門家に真偽をご確認頂けますようお願い申し上げます。

令和元年9月11日
公益社団法人日本理学療法士協会
会長 半 田 一 登

※本掲載内容のPDF版はこちら

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