グローバル化と理学療法

関連イニシアティブとアジア理学療法フォーラム

本会は、アジア諸国のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)と健康・長寿の達成に向けた理学療法の人材育成を目指し、アジア健康構想などの国策との連携も視野に、国際的な活動を実施してきました。

特に2017年、2019年には、内閣官房健康医療戦略室の協力の下、アジア理学療法フォーラムをと開催し、アジアを中心とした国際社会において大きな役割を果たすことができました。その後も医療技術等国際展開推進事業の受託によるカンボジアの指導者育成や、「スマートシティ」における理学療法士の活用を視野にした活動など会員参加型の事業に取り組んでいます。

これらの活動を通して、わが国の医療・介護分野における先端技術とノウハウ、本会が持ちうる質の高い人材や教育コンテンツ、システムなどを融合して、アジア諸国における国際展開及び国際協力を通じ、国内での理学療法士のプレゼンス向上、予防・ヘルスケア逆輸入、国内の理学療法士のグローバリゼーション対応、他国・地域の理学療法士協会などとの関係醸成を目指しています。

  • 【開催報告】第3回アジア理学療法フォーラムNEW

    2021年5月22日、本会は、内閣官房健康医療戦略室と共催で、「第3回アジア理学療法フォーラム」をオンラインで開催いたしました。アジア18か所の国・地域を対象とし、健康長寿社会の形成に向けた取組みについて意見を交わしました。

    2020年夏に発行された国連のSDGsレポートでは、新型コロナウイルスの蔓延により、高齢者、障がいをもつ人々など、社会的に脆弱な人々が特にとりのこされやすい状況であると報告されました。近年渡航が困難な中、本会でも、IoT/ICTなどテクノロジーを活用し、アジア各国の国や地域と連携し、共同事業を展開してきました。しかし、このような状況だからこそ、理学療法・リハビリテーションの人材育成が必要だと考えます。

    内閣官房の健康・医療戦略室の森田次長からは基調講演をいただき、台湾、モンゴル、シンガポール、カンボジア、インドネシア、韓国からは「テクノロジーを活用した事業」や「障害や地域高齢在宅ケアの人材育成」について講演いただきました。意見交換ではテーマの「ニューノーマル時代におけるアジア理学療法の人材育成」について、活発に意見交換を行いました。また、会終了後にも、Free Talkの時間を設け、参加者と自由に意見交換を交わしました。

国際的な情報配信事業(日英)

「理学療法の可能性を、国内外にもっと知ってもらいたい」をコンセプトに、SNSなどを用いて日英で対外的な情報配信をしていく事業です。

一般国民のみならず、ポリシーメーカーや関連業界団体、市民社会などを含む国内外のあらゆる方々に対して、理学療法の国際的な情報や日本国内の動向などを多様なチャネルで配信することで、もっと色んな人に知ってもらいたい。理学療法をもっと身近に、その可能性や発展性を社会に広く知ってもらいたいと考えています。ぜひフォローしてください。

日本理学療法士協会 国際情報Facebook
日本理学療法士協会 国際情報Instagram

オンライン言語交換事業

本会では、一般的な「言語交換」や「オンライン英会話」をサービスモデルに、本会と協力関係にある他国理学療法士協会の協力の下、本会会員と他国理学療法士をマッチングし、ウェブ会議プラットフォームを用いて、オンライントークをするという「オンライン言語交換事業」を計画しています。

2020年度はトライアルとしてモニター会員を募集し、116回のセッションを開催しました(登録者39人)。実施後の参加者アンケートでは、「非常に満足」「まあまあ満足」と回答した方の合計が90.1%と好評いただけました。

現在はトライアルの結果を受けて、アプリケーションの開発を行っており、ゆくゆくは世界各地への展開や幅広いニーズへの対応も検討しています。

※本事業については、会員限定コンテンツ>お知らせの「協会事業見える化レポート:2021年2月」にも掲載しています。ぜひご覧ください。

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