リハビリ議連役員会で厚労省に要求 ~訪問看護の人員配置割合~

2020年12月4日
JPTA NEWS on-line

2020年12月4日(金)、衆議院第2議員会館において、「リハビリテーションを考える議員連盟役員会(会長:鈴木俊一衆議院議員、自由民主党前総務会長)」が開催され、厚生労働省老健局長、本会の半田一登会長出席のもと、訪問看護ステーションの人員基準に関する意見交換が行われました。

意見交換後には、鈴木俊一リハ議連会長より、厚生労働省に対して以下の2点について問題提起がされ、土生栄二老健局長より、ぎりぎりまで検討する旨が示されました。

  1. 訪問看護ステーションの人員配置基準に配置割合を用いないこと
  2. 訪問看護ステーションに勤務する看護職員の人員確保施策が必要であること

本会半田一登会長より要望内容を説明①

本会半田一登会長より要望内容を説明②

司会を務める事務局長の田野瀬太道衆議院議員


塩崎恭久 リハ議連会長代理

「訪問看護のより良いサービスを提供する観点で言うと、
リハが伸びているということを相対的問題として、
割合で人員を決めるのはおかしいのではないか。」

橋本岳 リハ議連幹事長

「より手厚い看護を提供するのであれば、配置割合ではなく、
看護師の人数を増やす施策が必要ということなのではないか。」

城内実 リハ議連幹事

「リハビリテーション専門職のニーズがある中、
根拠のない6対4で規制するのはおかしい。」

山下貴司 リハ議連幹事

「6対4でなければどのような問題があるのか。
『規制』をするからには、その理由がしっかりしていなければ問題である。」


鈴木俊一リハ議連会長(最左)により厚生労働省へ問題提起がおこなわれた。

※ご出席者
会長    鈴木 俊一 衆議院議員
会長代理  塩崎 恭久 衆議院議員
副会長   稲田 朋美 衆議院議員
幹事長   橋本 岳 衆議院議員
幹事    城内 実 衆議院議員
幹事    山下 貴司 衆議院議員
事務局長  田野瀬 太道 衆議院議員
事務局次長 小川 克巳 参議院議員

(公社)日本理学療法士協会 半田 一登
(一社)日本作業療法士協会 中村 春基
(一社)日本言語聴覚士協会 立石 雅子

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