2023年度予算概算要求に向けた要望を6月27日、スポーツ庁長官宛に提出しました。
要望項目は次のとおりです。
【2023年度予算概算要求に向けての要望項目:スポーツ庁】
- 障害児者が生涯にわたってスポーツを楽しめるための環境整備
- 障害者スポーツにおけるトップアスリートの発掘と育成
- スポーツへの継続的なアクセスの確保に向けた環境整備
- 障害に関する専門的知識を有する専門人材のスポーツ庁内への配置
障害者スポーツに関しては、障害児者が学校や地域などの身近な場所でスポーツを楽しむための環境整備や指導者の育成、運動能力や適性の評価、障害に応じたトレーニング指導などトップアスリートの発掘と育成のための体制の整備と費用の確保を要望しました。
また、地域における理学療法提供体制の充実に関しては、地域医療介護総合確保基金に係る予算の十分な確保と柔軟な運用や、地域リハビリテーション支援体制の強化に向けた都道府県理学療法士会の活用と機能強化などを求めました。
さらに、スポーツ現場や医療や障害に関して専門知識を有する者としてスポーツ庁への理学療法士登用も要望しました。
当日は、本会からは斉藤会長と清宮理事と相澤日本スポーツ理学療法学会理事長がスポーツ庁を訪問し、スポーツ庁は室伏長官が対応しました。
なお、2023年度概算要求に向けた要望は、スポーツ庁の他、厚生労働省、こども家庭庁(準備室)、文部科学省へ提出します。

