2024年度予算概算要求に向けた要望書を文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、こども家庭庁、スポーツ庁に提出しました
本会は、2023年7月18日(火)と21日(金)に2024年度予算概算要求に向けた要望書を文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、こども家庭庁、スポーツ庁に提出しました。
※提出物、まとめはこちら(意見・要望書の提出のページへ)
文部科学省・スポーツ庁に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長から文部科学大臣とスポーツ庁長官宛の要望書を文部科学省官房長の望月禎氏に提出しました。要望書提出にあたり、日本スポーツ理学療法学会 理事長の相澤純也氏が同行されました。また、本会からは、佐々木嘉光副会長が同行しました。
文部科学省に対する要望項目は次の通りです。
- 障害(発達障害を含む)に関する専門知識を有する理学療法士の文部科学省内への配置
- 特別な支援を必要とするこどもへの切れ目のない支援体制の強化
- 運動器検診の事後措置における理学療法士の活用
- 理学療法士養成教育のさらなる高度化に向けた省内検討会の設置
スポーツ庁への要望項目は次の通りです。
- 障害に関する専門的知識を有する専門人材のスポーツ庁内への継続的な配置
- 障害児者が生涯にわたってスポーツを楽しめるための環境整備
- 障害者スポーツにおけるトップアスリートの発掘・育成・支援
- スポーツへの継続的なアクセスの確保に向けた環境整備

文部科学省・スポーツ庁への要望書提出
(左端:相澤純也氏、中央左:斉藤秀之会長、右端:佐々木嘉光副会長)
厚生労働省に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長から厚生労働大臣宛の要望書を厚生労働副大臣の羽生田俊氏に提出しました。要望書提出にあたり、参議院議員 田中昌史氏が同行されました。また、本会からは、佐々木嘉光副会長が同行しました。
要望項目は次の通りです。
- 医療・介護・福祉専門職の処遇改善
- 地域における理学療法提供体制の充実
- 多様な人材の労働参加の支援と労働安全衛生・労働生産性向上
- 理学療法技術の向上に資する研究・開発への支援
- 理学療法の質向上に資する養成教育の充実
- その他

厚生労働省への要望書提出
(右端:田中昌史氏、中央左:斉藤秀之会長、左端:佐々木嘉光副会長)
経済産業省に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長から経済産業大臣宛の要望書を経済産業省 商務・サービス審議官の茂木正氏に提出しました。要望書提出にあたり、本会からは佐々木嘉光副会長と白石浩常務理事が同行しました。
要望項目は次の通りです。
- アジア健康構想・アフリカ健康構想のさらなる推進に係る予算
- 海外での理学療法士の活用、および理学療法士の国際化支援に係る予算
- ヘルスケア産業において理学療法士を含む国家資格者の活用を推進するための予算
経済産業省への要望書提出(右:斉藤秀之会長)
経済産業省の茂木正氏、ヘルスケア産業課長 橋本泰輔氏、商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 総括補佐 藤岡雅美氏に要望書を説明する斉藤会長
国土交通省に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長から国土交通大臣宛の要望書を国土交通省技監の吉岡幹夫氏に提出しました。要望書提出にあたり、本会の佐々木嘉光副会長が同行しました。
要望項目は次の通りです。
- スマートシティ、スーパーシティにおける理学療法士の活用および、IoT・ICT 等の技術や経験の海外展開
- 自立訓練(機能訓練・生活訓練)を提供する障害福祉サービス等事業者の取り組みの補助を行うモデル事業「社会復帰促進事業(被害者保護増進等事業費補助金)」の制度化および恒久的な予算の確保

国土交通省への要望書提出(左端:斉藤秀之会長、右端:佐々木嘉光副会長)
こども家庭庁に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長からこども家庭庁長官宛の要望書をこども家庭庁長官の渡辺由美子氏に提出しました。要望書提出にあたり、本会から佐々木嘉光副会長が同行しました。
要望項目は次の通りです。
- 障害に関する専門知識を有する専門人材として理学療法士等のこども家庭庁および関連省庁への配置
- 産後の運動器症状に対する支援の充実
- 児童発達支援センターの機能強化等に係る十分な予算の確保
- 子育て世代包括支援センターへの理学療法士の配置・連携の強化

こども家庭庁への要望書提出(左端:斉藤秀之会長、右端:佐々木嘉光副会長)
本会は、引き続き政府ならびに関係省庁に対して予算や政策等に関する提案や要望を行い、理学療法士の職域拡大や活用推進等を行ってまいります。