本会は、2024年6月25日(火)と7月2日(火)、4日(木)に2025年度予算概算要求に向けた要望書を文部科学省・スポーツ庁、国土交通省、デジタル庁、厚生労働省に提出しました。
※提出物、まとめはこちら(意見・要望書の提出のページへ)
文部科学省・スポーツ庁に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長から文部科学大臣とスポーツ庁長官宛の要望書を文部科学大臣の盛山正仁氏に提出しました。要望書提出にあたり、本会からは佐々木嘉光副会長が同行しました。
文部科学省に対する要望項目は次の通りです。
- 障害(発達障害を含む)に関する専門知識を有する理学療法士の文部科学省内への配置
- 特別な支援を必要とする児童生徒への切れ目のない支援体制の強化
- インクルーシブ教育システムの理念の更なる実現に向けての強化
- 学校保健推進体制の支援における理学療法士の活用
- 理学療法士養成教育のさらなる高度化に向けた省内検討会の設置
- 健康・福祉教育における「ユニバーサルヘルスカバレッジ」の導入と理学療法士の活用
スポーツ庁に対する要望項目は次の通りです。
- 障害に関する専門的知識を有する専門人材のスポーツ庁内への継続的な配置
- 「ともにする」スポーツにおける専門的なサポート
- アスリートのハイパフォーマンスへのサポート支援
- スポーツによる健康増進に向けた取組への連携と協働
- 体育が苦手な児童生徒のためにできる支援
- スポーツ政策推進のための地域支援体制の強化と都道府県理学療法士会の活用

文部科学省・スポーツ庁への要望書提出
(中央:盛山正仁大臣、右:斉藤秀之会長、左:佐々木嘉光副会長)
国土交通省に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長から国土交通大臣宛の要望書を国土交通副大臣の堂故茂氏に提出しました。要望書提出にあたり、本会からは佐々木嘉光副会長が同行しました。
国土交通省に対する要望項目は次の通りです。
- スマートシティ推進における理学療法士の活用
- 健康・医療・福祉のまちづくりの更なる推進と理学療法士等の活用
- 自動車事故による後遺障害への長期的なリハビリテーション支援の拡充
- 健康起因事故防止策の強化としての予防リハビリテーションの活用
- その他

国土交通省への要望書提出
(中央:堂故茂副大臣、右:斉藤秀之会長、左:佐々木嘉光副会長)
デジタル庁に対する要望書について
本会の斉藤秀之会長からデジタル大臣宛の要望書を河野太郎氏に提出しました。要望書提出にあたり、本会からは佐々木嘉光副会長が同行しました。
デジタル庁に対する要望項目は次の通りです。
- 理学療法士等の業務従事状況の把握と二次利用の実現に向けた予算の確保
- 医療 DX の推進におけるリハビリテーション関連情報の連携推進と医療機関等の業務効率化に向けた予算の確保

デジタル庁への要望書提出
(中央:河野太郎大臣、中央左:斉藤秀之会長、中央右:佐々木嘉光副会長)
厚生労働省に対する要望書について
本会の会長から厚生労働大臣宛の要望書を厚生労働副大臣の濵地雅一氏に提出しました。要望書提出にあたり、本会からは佐々木嘉光副会長が同行しました。
厚生労働省に対する要望項目は次の通りです。
- 医療・介護・福祉専門職の処遇改善
- 社会変化に適応した法・制度 改正と理学療法の質向上に資する養成教育、研究・開発の充実
- 医療・介護保険財源の安定化に向けた理学療法提供体制の充実
- すべての人々が働き続けられる社会と健康寿命の延伸に向けた予算の確保
- 救急・災害医療体制等の充実
- その他

厚生労働省への要望書提出
(中央:濵地雅一副大臣、左:斉藤秀之会長、右:佐々木嘉光副会長)
2025年度予算概算要求に向けた要望書に関しては、今後、経済産業省やこども家庭庁などへの提出も予定されています。
本会は、引き続き政府ならびに関係省庁に対して予算や政策に関する提案や要望を行い、理学療法士の職域拡大や活用推進を図ってまいります。